本日は、私たち高松町、七塚町、宇ノ気町、町の合併調印式を挙行致しましたところ、梅雨の真最中で、大変足元の悪い中、皆さまのご参加を頂き有難う御座います。そしてまた、特に谷本県知事には、調印式の特別立会人としてご臨席を頂き、深く感謝を申し上げる次第で御座います。
 ご案内のとおり、今回の合併につきましては、今更私達が申すまでもなく、この
21世紀の少子高齢化社会がどんどん進む中で、私たちが町民の幸せのために、行政面からのサービスの充実、財政基盤の安定を図ることや、特に極めて不透明な国際社会の中で、我が国の現在置かれている立場、そしてまた、その中で私達が当面しております、いわゆる地方分権の担い手としてのいろいろなことを考えながら、今回の合併調印となった訳で御座います。おかげさまで3町長の気持ちと、そして、それにも優る町民の皆さん方の本当に町を愛する気持ちにより、今回の合併協議が極めてスムーズに整い、本日を迎えることが出来た事に対して、重ねて厚く御礼を申し上げます。
 私達は、先人たちが築き上げたすばらしい歴史と文化をそれぞれの町に持っておりますが、それを一体として、お互いに町が力を合わせながら、新しいかほく市の建設に取り組む所存で御座いますので、今後ともより一層のご支援を心からお願い致しまして、御礼の挨拶と致します。本日は、どうも有難う御座いました。

 本日は、大変お忙しい中を、谷本知事さんを始め、多数のご来賓の皆さんにご出席を頂きましたことに対し、まず御礼を申し上げたいと思います。今程、谷本知事さん、そして、合併協議会委員の皆さんの立会いの下に調印を終えることが出来ました。大変感激をし、また、身の引き締まる思いで御座います。
 昨年の
4月、合併協議会が発足しましたときに、私は、この合併を成し遂げるには、お互いの3町が譲り合い、そして何よりも、将来のために合併が必要なんだという強い想いがなければならないというふうに言わせて頂きました。それからヶ月、宮本町長、城村町長を先頭に、合併協議会委員の皆さん、そして町の町会議員の皆さんが、将来のためには合併が必要だという強い思いで、お互い譲り合い、協定を確認し合い、調印式に至った訳で御座います。皆さん方のご努力、ご尽力に心から感謝を申し上げ、御礼を申し上げたいと思います。
 合併は、ようやくゴールが近くなり、はっきりとゴールも見えて参りました。しかしながら、かほく市のまちづくりは、これからがスタートで御座います。
 今日の調印を境に、3町が今まで以上に連携を保ちながら、将来
10年、20年後に、本当に合併して良かったと言われるようなまちづくりのために、これからも皆さん方のご尽力をよろしくお願い申し上げたいと思います。 
 最後になりましたが、この合併を深くご理解頂き、ご支持、ご支援を賜りました3町の町民の皆さんに、心からの御礼を申し上げまして、ご挨拶とさせて頂きます。本日は、有難う御座いました。

 こうして、この合併協定書の調印の証書を持ってご挨拶できる事、大変感慨深いものが御座います。ここに、3町の合併の契約をみた訳でありますけれども、「かほく市」という新しい舞台を練ることになった訳で御座います。 
 私は、想いを新たに致しております。明治の日本を小説にした司馬遼太郎が、「坂の上の雲」という小説を書きましたが、この「かほく市」においても、高い志を持って、「坂の上の雲」を目指して、住民サービスの向上と福祉の向上のために、市政の施行をしなければならない任務があろうかと思っております。

 合併の決心をし、決定をすることとした私どもは、次の時代に対する大きな責任が御座います。より高い、質のよい行政、そして、自主行政が行われる自治体として、この3つの地域が、均衡ある発展を強く念願をするものでも御座います。
「かほく市」の新しい時代に、市民の皆さんが主役となり、また観客となり、合併して良かったと言われる様に、私どもは、これから汗をかいていかなければならないという決意を新たにするもので御座います。誠に簡単では御座いますけれども、ご挨拶とするもので御座います。どうか今後とも、よろしくお願い申し上げまして、ご挨拶と致します。

宇ノ気町長  宮本 一雄
七塚町長  油野 和一郎
高松町長  城村 孝一郎


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