Q1.3町の財政状況は?
各町の財政的な格差は、合併したらどうなるのか?3町の状況(特に借金)を教えてほしい。
A1.財政指標だけでなく、整備状況などを考慮すべき
財政状況等については以下のとおりです。ただし、借金が多くても、整備が終わっている
町もあれば、借金が少なくても整備が全く終わっていない町もあり、一概に数値的な比較は
できません。
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宇ノ気町 |
七塚町 |
高松町 |
H12国調人口
(H7より伸び率) |
12,574人
(4.7%) |
11,270人
(0.0%) |
10,826人
(△5.4%) |
税収
(収入に占める割合) |
1,638,112千円
(29.2%) |
1,076,130千円
(26.9%) |
1,113,219千円
(18.4%) |
地方債残高
(町民1人当たり) |
5,370,001千円
(419,368円) |
3,767,181千円
(321,158円) |
4,951,230千円
(455,956円) |
財政調整基金 |
526,958千円 |
843,162千円 |
960,385千円 |
財政力指数 |
0.543 |
0.410 |
0.395 |
経常収支比率 |
77.9% |
84.0% |
80.5% |
自主財源割合 |
46.2% |
37.7% |
33.9% |
〜H12年度 普通会計決算より〜
*地方債・・・・・国/金融機関に対する借金
*財政調整基金・・一般家庭における定期預金
*財政力指数・・・各団体の財政力をあらわす指数。1に近いほど財政的にゆとりがある。
*経常収支比率・・歳出中に占める経常的な支出割合。100%に近いほど財政が硬直
する傾向。
Q2.財政措置期限のある10年以後、財政基盤は確立できるのか?
財政基盤の確立とあるが、どうして、合併することで財政基盤が確立するのか?
合併特例債や、交付税も、10年後にはどうなってしまうのかわからないのでは?
A2.広域的政策を視野に入れた有効な施設運営・財政投資が可能となる
3町が合併しても、税収や国庫補助金等が増えるということはありません。
しかし、合併に
よって、立地条件・活用の面などで有効な施設運営や建築が可能となります。 また、国から
財政措置のあるうちに投資を行い、効率的な運営を図ることができますし、 施設のみならず、
いろいろな面で事務の効率化が図られるため、財政基盤の確立が期待できます。
交付税については、10年間は現在の算定方法による額の保証があり、それ以降5年間に
ついては激変緩和措置があります。
Q3.町税の格差は?
現在、高松町・七塚町・宇ノ気町で町税の格差があるのか?
A3.税率等全て同じである。
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