すぐそばにある海がお気に入り。ドイツ生まれの女性がかほく市ライフを満喫中!

押上カティアさん
主婦・元かほく市国際交流員

押上 カティアさん

「海が大好きなんです。かほく市で最初に住んだアパートも海のすぐそばでした。耳を澄ませば波の音が聞こえてくるほどで、すぐに気に入りました」。初めてかほく市に来た時のことを、流ちょうな日本語で振り返るのは押上(おしがみ)カティアさんです。カティアさんのふるさとはドイツ中部にあるチューリンゲン州です。山に囲まれた場所で生まれ育ち、夏休みに6時間かけて海へ遊びに行くのを楽しみにしていたカティアさんの目には、海も山もすぐ近くにあるかほく市は最高の自然環境に映りました。それだけではありません。「地域の人はとても優しいし、友人もたくさんできました。生活に必要なものは何でもあるし、本当に住みやすいと思います」。

県内の男性と結婚。
子育てもエンジョイ

ドイツの大学で日本学を専攻したカティアさん。大学時代には関東に1年間留学した経験もありました。大学卒業後、もっと日本語を学びたい、日本に関わる仕事をしたいと国際交流員に応募し、かほく市に赴任。5年間の任期では、子ども向けのイベントやドイツの文化を紹介する出前講座、かほく市の姉妹都市であるドイツ・メスキルヒ市との交流のサポートなど、国際理解を進めるための活動に取り組みました。
国際交流イベントでの出会いをきっかけに、2013年12月にはかほく市のお隣、内灘町在住の男性と結婚しました。退任後はドイツに戻るつもりでしたが、これを機に定住を決意。カティアさんにとって慣れ親しんだかほく市内で新婚生活をスタートさせました。2016年9月には長女のエマちゃんが誕生。今は親子3人のかほく市ライフを楽しんでいます。

初めての子育てでも安心

「かほく市は子育てするにもとてもいい環境なんですよ」。例えば、広々としたプレイルームなどがあり、親子でゆっくり過ごすことができる子ども総合センター「おひさま」はカティアさんとエマちゃんのお気に入りスポットのひとつ。また、「ほのぼの健康館」では栄養士や保健師からアドバイスをもらえるので、「初めての子育てでも安心」と話します。子育て中の母親の意見をまちづくりに生かすためにかほく市が始めたプロジェクト「ママ課」が主催するイベント「ママカフェ」にも参加。「コーヒーやケーキを味わいながら、リラックスした雰囲気で他のお母さんとおしゃべりができて楽しかった」。そう話すカティアさんの笑顔はかほく市を一段と明るくしてくれます。