○石川県西田幾多郎記念哲学館条例

平成16年3月1日

条例第93号

(設置)

第1条 郷土が生んだ哲学者西田幾多郎の遺徳を顕彰するとともに、哲学に関する情報を集積し、これを発信し、もって哲学の普及及び啓発を図るため、市民の精神修養の場として、哲学館を設置する。

(名称及び位置)

第2条 哲学館の名称及び位置は、次のとおりとする。

名称 石川県西田幾多郎記念哲学館

位置 かほく市内日角井1番地

(事業)

第3条 石川県西田幾多郎記念哲学館(以下「哲学館」という。)は、第1条の目的を達成するため、次に掲げる事業を行う。

(1) 西田幾多郎及び哲学に関する資料等を収集し、保管し、展示すること。

(2) 哲学に関する専門的な調査及び研究を行い、報告書等を作成し、頒布すること。

(3) 哲学に関する講演会及び研究会を開催すること。

(4) 教養の向上及び文化振興のための行事を開催すること。

(5) 他の博物館等と連携、協力し、情報の交換及び資料の相互貸借を行うこと。

(6) 学校、図書館、研究所等の教育、学術又は文化に関する施設と協力し、その活動を援助すること。

(7) 前各号に掲げるもののほか、第1条の目的を達成するために必要なこと。

(名誉館長)

第4条 哲学館に名誉館長を置くことができる。

2 名誉館長は、非常勤とする。

(職員)

第5条 哲学館に館長、専門員その他必要な職員を置く。

(入館の制限)

第6条 館長は、哲学館に入館しようとする者(以下「入館者」という。)のうち、次の各号のいずれかに該当する者に対し、入館を拒否し、又は退館を命ずることができる。

(1) 他人に迷惑を及ぼし、又は及ぼすおそれがあると認められる者

(2) 施設、設備及び展示資料等(以下「施設等」という。)を損傷し、又は滅失するおそれがあると認められる者

(3) 管理上必要な指示に従わない者

(観覧料)

第7条 哲学館の展示資料を観覧しようとする者は、観覧料を納入しなければならない。ただし、高校生以下の者並びに精神障害者保健福祉手帳、療育手帳又は身体障害者手帳のいずれかを有する者及びその介助を行っている者の観覧料は、無料とする。

2 観覧料の額は、別表第1に定めるところによる。

(受講料等)

第8条 市長は、第3条第3号及び第4号に規定する事業を行うに当たっては、受講料又は入場料を徴収することができる。

2 前項の受講料及び入場料の額は、市長がその都度定める。

(利用の承認)

第9条 哲学館のホール、研修室、ホワイエ及び展望ラウンジ(以下「ホール等」という。)を利用しようとする者は、あらかじめ館長に利用の承認を受けなければならない。

2 館長は、前項の使用の承認の際、必要な条件を付けることができる。

(利用の承認の制限)

第10条 館長は、次の各号のいずれかに該当するときは、ホール等の利用を承認しないものとする。

(1) その利用が公の秩序又は善良な風紀を乱すおそれがあるとき。

(2) その利用が施設等を汚損し、又は損傷するおそれがあるとき。

(3) 前2号に掲げるもののほか、館長が利用を不適当と認めるとき。

(利用の承認の取消し等)

第11条 館長は、第9条の規定により利用の承認を受けた者(以下「利用者」という。)が次の各号のいずれかに該当するときは、ホール等の利用の承認を取り消し、利用を停止し、又は利用承認の条件を変更することができる。

(1) 前条各号のいずれかに該当すると認められるに至ったとき。

(2) この条例又はこの条例に基づく規則の規定に違反したとき。

(3) 利用の申請に偽りがあったとき。

(使用料)

第12条 利用者は、別表第2に定めるホール等の使用料を納入しなければならない。

(観覧料等の減免)

第13条 市長は、特に必要があると認めるときは、第7条に規定する観覧料及び前条に規定する使用料(以下「観覧料等」という。)を減額し、又は免除することができる。

(観覧料等の還付)

第14条 既納の観覧料等は、還付しない。ただし、市長が相当の理由があると認めるときは、当該既納の観覧料等の全部又は一部を還付することができる。

(損害の賠償)

第15条 入館者及び利用者は、哲学館の利用により、施設等を損傷し、又は滅失したときは、市長の定める額を賠償しなければならない。ただし、市長が特にやむを得ない理由があると認めるときは、その額を減額し、又は免除することができる。

(運営委員会)

第16条 哲学館の管理運営を適正かつ円滑に推進するため、石川県西田幾多郎記念哲学館運営委員会(以下「委員会」という。)を置く。

2 委員会は、哲学館の管理運営全般について、かほく市教育委員会(以下「教育委員会」という。)の諮問に応じて調査審議するほか、教育委員会に建議することができる。

3 委員会は、委員7人以内で組織する。

4 委員は、第3条に規定する事業又は博物館等の運営に関して識見を有する者のうちから教育委員会が委嘱する。

5 委員の任期は、2年とし、委員に欠員を生じた場合における補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。ただし、再任を妨げない。

6 前各項に定めるもののほか、運営委員会の組織及び運営に関し必要な事項は、教育委員会規則で定める。

(委任)

第17条 この条例の施行に関し必要な事項は、教育委員会規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成16年3月1日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日(以下「施行日」という。)の前日までに、合併前の石川県西田幾多郎記念哲学館条例(平成14年宇ノ気町条例第11号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされた処分、手続その他の行為とみなす。

3 施行日以後、最初に委嘱された委員の任期は、第16条第5項の規定にかかわらず、平成18年3月31日までとする。

附 則(平成21年3月11日条例第5号)

この条例は、平成21年4月1日から施行する。

附 則(平成26年9月29日条例第21号)

この条例は、平成27年3月21日から施行する。

別表第1(第7条関係)

観覧料

区分

金額

団体料金

備考

観覧料

一般

300円

250円


高齢者

200円


65歳以上の者

備考

1 団体とは、20人以上の集まりをいう。

2 特別展示をした場合で、表中の額により難いときは、市長がその都度観覧料の額を定める。

別表第2(第12条関係)

区分

基本使用料

第1研修室

1時間につき 800円

第2研修室

1時間につき 800円

哲学ホール

1時間につき 6,000円

ホワイエ

1日につき 5,000円

展望ラウンジ

1日につき 2,000円

備考

(1) 利用時間に1時間未満の端数があるとき、又はその全時間が1時間未満であるときは、その端数時間又は全時間を1時間に切り上げる。

(2) 利用時間には、準備及び撤収時間を含むものとする。

(3) 冷暖房設備を利用する場合は、基本使用料に100分の30を乗じて得た額(この額に10円未満の端数を生じたときは当該端数金額を切り捨てる。)を加算する。

石川県西田幾多郎記念哲学館条例

平成16年3月1日 条例第93号

(平成27年3月21日施行)