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第9回 かほく市立志式

第9回 かほく市立志式

 本日、ここに立志式を迎えられた四〇六名の中学二年生の皆さん、まことにおめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。
 立志とは、将来の目的を定めてそれを成し遂げようとすることであります。義務教育も残り一年となる皆さんには、今日の日を自分の人生を考える一つの契機とし、将来について考え、大人としての自立を自覚する機会にしていただきたいと思います。
 今、皆さんは自分の将来について、様々な姿を思い浮かべていることと思います。自分の個性をしっかりと見つめ、これからの将来像を描き、それに向かって、どのような人生を歩んでいくのかを考えなければいけません。多くの人との出会いとそこから得た知識を吸収し、人間としての基礎を大きく育んでいけば、自分が目指すよりよい姿がきっと生まれてくるものと信じてください。
 昨年、京都大学教授の山中伸弥iPS細胞研究所長と、ジョン・ガードン イギリス ケンブリッジ大学名誉教授がノーベル医学生理学賞を共同受賞されました。受賞された二名の方は、生物のあらゆる細胞に成長できるiPS細胞を初めて作製し、さらにこの細胞が色々な機能をもつことを発見し、難病の仕組み解明や新薬開発、再生医療の実現に向けて新しい道を開いた功績が認められました。
 受賞の記者会見で山中教授は「国や大学、一緒に細胞をつくった同僚や若い研究者、そして、いつも私を励ましてくれた友人や家族にも感謝の意を表したい。喜びも大きいが、同時に大きな責任も感じている。iPS細胞はまだ医学や薬の開発に役立ったといえるところまで来ていない。一日も早く社会貢献に役立てたい。」と述べられたそうです。また、ガードン博士は「自分が好きで興味を持っていることがあれば、もし成績が悪くてもあきらめないことだ。」と述べられたそうです。
 このお二人のように、目標を達成するために一生懸命努力すること、そして大きな壁にぶつかったとしても、「あきらめない」という姿勢が、これから成長して行かれる皆さんにも非常に大切なことであります。
 今日、立志式を迎え大人としてのスタートラインに立った皆さんには、これからも無限の可能性があります。そのような中で皆さんに求められるのは、未知の分野へチャレンジし、自由な発想で様々な課題を発見し解決していく能力と、その結果に責任を持つことです。この可能性と時間を有効に活かせるかどうかは、皆さんのこれからの努力と研鑚にかかっています。若いゆえに持てる気力と体力をもって、時には豊かな経験と知恵を持つよき先輩方の助言に耳を傾けながら、これから訪れる様々な節目を大切に生き、充実した人生を歩んで下さい。
 終わりに、自分が生まれ育った郷土を愛し、家族やお世話になった方々への感謝の心を忘れず、先人の教えを大切にしながら、国際的な広い視野とより高い志を持って、大きくはばたいていかれんことを祈念し、式辞と致します。


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