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令和2年 市長年頭挨拶(令和2年1月1日)

新年明けましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、健やかに令和2年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
年月の経つのは早いもので、県内の市町村合併第1号として誕生した「かほく市」も、来る3月1日で、17年目を迎えようとしております。
初代市長として、かほく市政を担当させて頂いてからこれまで、住みよさを実感できるまち、「安全」で「安心」して暮らせるまちの実現を目指し、市民の皆様の融和を基本としながら、バランスのとれたまちづくりに全力で取り組んで参りました。その結果、少しずつではありますが、目指すべき「かほく市像」に近づいてきたのではないかと思っております。
さて、昨年を振り返ってみますと、合併してから16年目を迎え、普通交付税などの合併特例期間が終了し、新たな令和の時代の始まりとともに、真にかほく市として独り立ちしていくスタートの年となりました。
また、地方創生に向けた総合戦略推進計画の最終年度としても重要な年であることから、かほく市のさらなる発展と活性化のため、これまで以上に人が集い、住んでいただける魅力あるまちづくりに積極的に取り組んで参りました。
主なものを申し上げますと、これまで着実に成果を上げている定住促進策をはじめ、子育て支援策の更なる充実や教育環境の整備のほか、企業誘致の促進や高齢者福祉の増進など、様々な事業に積極的に取り組んできた結果、全国的に人口が減っている市町村が多い中、かほく市では、4年連続で人口が増えており、今年度も人口が増えている状況であります。
また、赤ちゃんの出生数につきましても、昨年度、かほく市となってから初めて300人を超え、今年度も300人を超える見込みとなっております。
これらのことは大変ありがたく思っていると同時に、かほく市がにぎわいのある元気なまちにつながることでもあり、たいへん嬉しく思っています。
このほか、昨年は、かほく市にとって明るい話題がいくつもありました。まず、夏の全国高等学校野球選手権大会において、見事、準優勝した星稜高等学校野球部でかほく市出身の奥川恭伸選手と山瀬慎之助選手がプロ野球ドラフト会議において、それぞれ指名を受け、かほく市にとりまして初めてとなるプロ野球選手が、一度に2人も誕生することとなりました。
また、トランポリンの世界選手権大会において、かほく市出身の佐竹玲奈選手が、女子団体でこの種目初の金メダルに輝きました。
このほか、皇位継承の重要祭祀であります大嘗祭におきまして、かほく市特産の紋平柿が全国各地の特産品の一つとして選ばれたことは、この上ない名誉なことでありました。
さらには、かほく市にあります富士通ITプロダクツが製造した世界最高水準のスーパーコンピュータ「富岳」が初出荷されました。
これらのことは、地元の市長として大変喜んでいると同時に、誇りにも思っているところであります。
このように明るい話題がたくさんあった1年でありましたが、かほく市といたしましては、今後、新たな魅力づくりとして取り組む、「総合体育館」の整備や、北部交流ゾーンにおける地域資源の活用による活性化など、市民の皆様が「住み良さを実感できる」「これからも住み続けたい」と思えるかほく市の実現に向け、取り組んで参りたいと考えておりますので、引き続き皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
結びになりましたが、皆様方のますますのご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

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