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第12回かほく市立志式

市長式辞

 本日、ここに立志式を迎えられた385名の中学2年生の皆さん、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。
 立志とは、将来の目的を定めてそれを成し遂げようとすることであります。皆さんには、今日の日を自分の人生を考える1つの契機とし、将来について考え、大人としての自立を自覚する機会にしていただきたいと思います。
 今、皆さんは自分の将来について、様々な姿を思い浮かべていることと思います。自分の個性をしっかりと見つめ、これからの将来像を描き、それに向かって、どのような人生を歩んでいくのかを考えなければいけません。それには、よき指導者や先輩の意見、助言を聞く姿勢も大切です。
 さて、皆さんもご存知のように、昨年のノーベル賞において、北里大学特別栄誉教授の大村智さんがノーベル生理学・医学賞を受賞され、また、東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さんがノーベル物理学賞を受賞されました。生理学・医学賞の大村さんは、寄生虫による感染症の治療薬を開発したことが、また、物理学賞の梶田さんは、物質の最小単位である素粒子の1つ「ニュートリノ」に重さがあることを発見したことが、それぞれの受賞理由となりました。
 大村さんはノーベル賞受賞後に、あるインタビューの中で、若い研究者に伝えていることについて問われ、次のように言われたそうです。「最近の若い人たちは、失敗すると気持ちが沈んでしまう子が多いが、失敗したっていいんです。失敗を繰り返しても諦めずにやりたいことをやりなさい。成功している人は、誰よりも失敗している人なんだよ。そういう中で成功していくのだと。」
 皆さんも、勉強や部活動、あるいは友達や家族といった人間関係のことなどで、失敗して落ち込むこともあるかと思います。しかし、そこで諦めたり、自信を無くしたりするのではなく、失敗したからこそ次は成功できるのだと信じて、何事にも前向きに頑張っていただきたいと思います。
 本日、立志式を迎え大人としてのスタートラインに立った皆さんには、これからも無限の可能性があります。そのような中で皆さんに求められるのは、未知の分野へチャレンジし、自由な発想で様々な課題を発見し解決していく能力と、その結果に責任を持つことです。この可能性と時間を有効に活かせるかどうかは、皆さんのこれからの努力と研鑚にかかっています。若いゆえに持てる気力と体力をもって、時には豊かな経験と知恵を持つよき先輩方の助言に耳を傾けながら、これから訪れる様々な節目を大切に生き、充実した人生を歩んで下さい。
 終わりに、自分が生まれ育った郷土を愛し、家族やお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、先人の教えを大切にしながら、国際的な広い視野とより高い志を持って、大きくはばたいていかれんことを祈念し、式辞と致します。


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