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平成30年度市長訓示(平成30年4月2日)

訓示

一言、ご挨拶を申し上げます。
今ほど辞令を交付させていただきました。新規採用されました皆さんには、まず心から歓迎を申し上げたいと思います。皆さんそれぞれ不安もあり、また期待もあるかと思います。それぞれの部署で先輩の皆さんに可愛がっていただいて、少しでも早く仕事を覚え、かほく市の戦力となれるように、また、一人ひとり仕事に対するそれぞれの思いがあるかと思いますので、今日のこの初心を忘れずにこれから頑張っていただきたいと思います。そして、これからの長い公務員生活では、短期間ではそれぞれの資質や差は表れませんが、長年に渡り努力することによって大きな差が生まれます。皆さんがそれぞれ、将来のかほく市を担うような職員になることをご期待申し上げます。
また、県から人事交流として2人の方に来ていただいております。県教職員からかほく市学校教育課に来ていただいた方、初めて自治体へ出向される方それぞれ大変かと思いますが、1年間よろしくお願いいたします。
併せて異動辞令もさせていただき、大きく異動のあった部署、あまり異動のなかった部署それぞれあるかと思います。毎年申し上げておりますが、それぞれの部署で皆さんが、自分の役割をしっかり捉えていただき、それぞれの役割を果たし、一生懸命に業務を行うことによってその課の総合力を高めていただきたいと思います。また、各部長には、それぞれの部をしっかりとまとめていただき、各部の総合力を高めると同時に、かほく市全体の総合力も高め、魅力のあるまちづくりに取り組んでいただきたいと思います。
平成30年3月31日土曜日の新聞に、国立社会保障人口問題研究所が試算した、2015年の人口と2045年の推計人口が出ておりました。かほく市でも人口34,219人であったものが30年後には28,130人となり、割合では2015年時点の人口の82.2%となり、17.8%減少すると予想されておりました。現在、人口減少に歯止めをかけるため、総合戦略に基づいたまちづくりに取り組んでおります。5年間の計画の中で、これまでに3年間が終了し、今年度は4年目のスタートの年であり、来年度の総仕上げに向けての準備の年となります。皆さんと一生懸命に努力してきた結果として、2015年度は12人の人口増となり、2016年度は88人の人口増となりました。2017年度は、現時点ではまだ分かりませんが、4月から2月末の時点で、自然減が90人、社会増が246人であり、156人が11ヶ月の間に増えており、これで3年連続、人口増になります。これも皆さんそれぞれの部署で頑張っていただいたお陰であり、改めて感謝を申し上げます。
特に若い世代がかほく市を選んで、来ていただいているという数字が出ております。今年、小学校1年生になるお子さんは平成23年に生まれたお子さんです。平成23年にかほく市で生まれたお子さんの数は256人であり、今年小学校1年生になるお子さんは69人増え、325人となりました、本当に多くのお子さんが、生まれた時には住んでいなかったかほく市に来ていただいたという数字が出ております。前年の今年小学校2年生になるお子さんの数は250人がかほく市で生まれたお子さんで、この年の増加は34人でした。今年は69人も増え、平成16年の合併以降で一番お子さんが増えた年になるということで、それだけ若いお父さん、お母さんがお子さんを連れてかほく市へ引越しして住んでくれているという数字になっており、本当にありがたいことだと思っています。このように若い世代にも選ばれるようなまちづくりが大切だと思っておりますので、これからもしっかり取り組んで参ります。かほく市の大きな柱は、子育て支援ではありますが、教育などにも力を入れておりますので、これからもそれぞれの部局で一生懸命頑張っていただき、かほく市の総合力を高めていただきたいと思います。このことが住んでる皆さんに、これからも住み続けたいと言っていただけるようなまちづくり、また、他のまちから見ても住んでみたいと思っていただけるようなまちづくりとなります。これからもしっかり取り組んで参りたいと思っておりますので、どうか皆さんのご尽力をいただきたいと思います。
今年度も始まり、それぞれがかほく市の職員としての自覚、誇りを持ってチームかほくの一員として1年、頑張っていただきたいと思います。皆さん一人ひとりのご健勝、更なるご活躍をご祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

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