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駒ヶ根市との友好都市提携締結式(平成30年5月22日)

提携締結式

本日ここに、駒ヶ根市とかほく市との友好都市提携締結式を挙行いたしましたところ、このように多くの皆様にご臨席を賜り厚く御礼申し上げます。
また、杉本市長並びに加治木議長を始めとする駒ヶ根市の関係者の皆様におかれましては、遠路はるばる、かほく市にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
さて、只今、駒ヶ根市議会加治木議長、かほく市議会坂井議長立会いのもと、杉本市長とともに提携書へ署名させていただきましたが、大変喜ばしく感慨深いものがあります。また、今回の友好都市提携は、両市にとって、また両市に暮らす市民の皆様にとりまして、幅広い分野において交流を深めて行くうえで、大変重要な意味を持つものであると考えております。
駒ヶ根市とかほく市の友好都市提携に至る経緯につきましては、人口規模が似ていることや、それぞれ県内で唯一、県立看護大学を有していることなどをご縁に、平成25年11月15日に「災害時の相互応援に関する協定」を締結させていただきました。
この協定は、あってはならないことではありますが、万が一の大災害に備えて調印させていただいたもので、その折には、生活必需品の提供や被災者の一時受入先の提供のほか、市職員の派遣や支援ボランティアの斡旋など、様々な分野でお互いに協力しあうこととしております。
同時に被災するリスクが低い遠方自治体同士での協力体制を確立できましたことは、両市にとりまして非常に有意義なことであり、市民の安全・安心に繋がっていることは市民の皆様の生活を守る立場にある市長として大変心強く感じているところであります。
この協定を締結したことを契機に、行政、議会、商工関係のほか、町会区長会等の各種団体が活発に交流を重ねて参りました。このようなことから、災害応援協定締結から5年目を迎える今、両市の「次のステップ」として、文化・経済・観光・教育・スポーツなど幅広い分野における交流を図り、友好関係をさらに深めるため、本日の友好都市提携の合意に至ったものであります。
駒ヶ根市には「アルプスがふたつ映えるまち」の名のとおり、3,000メートル級の山々が連なる、南アルプスと中央アルプスがあり、かほく市の西には広大な日本海が広がっています。お互いの市にはない自然環境を活かしながら、今後は、この友好都市提携締結を確かなものにするため、子どもたちの交流事業やスポーツ、文化などを通じた新たな市民交流を実施していければと考えております。
さらには、駒ヶ根市の商工会議所とかほく市商工会とが連携し経済活動が活発になることや、観光・物産面での交流のほか、県立看護大学同士の連携、県立こころの医療センターと県立高松病院との連携にも大いに期待するものであります。
かほく市にとりましては、国内の自治体との友好都市提携締結は初めてであり、将来にわたり、本日交わした固い友情の絆を継承するための歩みを、駒ヶ根市の皆様とともに着実に進めて参りたいと考えております。
結びに、駒ヶ根市とかほく市の今後の末永い交流と、両市のますますの発展、ならびに両市民の皆様のご健勝、ご多幸を心からご祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

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